日常と創作をつなぐ、
自然体の表現

【ASPESI SNAPS––大河原健太郎】

1969年にイタリア・ミラノにて創業し、“最上級な普段着”をキーワードに上質なデイリーウェアを提案するASPESI(アスペジ)。アートやカルチャーとも積極的に関わりながら、日常に寄り添う服を提案し続けています。そんなASPESIの世界観を、さまざまな分野で活躍する人々のライフスタイルを通して紹介する「ASPESI SNAPS」。

今回登場するのは、日常の中にある感情や出来事を、シンプルで温かみのあるモチーフとして表現するアーティスト・大河原健太郎さん。
創作と生活を切り分けることなく、その延長線上で作品を生み出し続ける大河原さんに、自身の制作と日常、そしてASPESIについて語っていただきました。

大河原健太郎

Profile

大河原健太郎
現在ソウルを拠点に活動する東京出身のアーティスト。身近な人や日常の出来事から着想を得て、「愛」や感情をテーマに作品を制作する。 絵画や立体作品を中心に、国内外での展示やブランドとのコラボレーションなど幅広く活動している。シンプルで誰にでも開かれた表現を通じて、多様なコミュニケーションを生み出すことを特徴とする。

創作は、日常の延長にあるもの

自分の中では、日常と創作をあまり分けていなくて、生活の延長に制作があるような感覚です。 朝起きてアトリエに来て、描いて、お腹が空いたらご飯を食べて、眠くなったら帰る。そういう流れの中で自然と作品が生まれています。

アイデアも特別なものというより、カフェにいる時や地下鉄に乗っている時など、日常の中で見えているものや考えていることを、そのまま描くことが多いです。 小さな出来事や感情の積み重ねが、そのまま作品になっている感覚ですね。

シンプルな表現に込めるもの

絵は、見る人によって受け取り方が変わるものだと思っています。 「こう見てほしい」というよりは、それぞれが自由に感じてもらえたらいい。 文章のように意味を固定するのではなく、見る人の中で違う解釈が生まれること自体が面白いので、その余白は大切にしています。

生活の中に自然に馴染む服

ASPESIを着てみて感じたのは、すごく自然だということ。 着ていることをあまり意識しないというか、生活の中にそのまま馴染む感覚があります。 制作中も「これを着て描くぞ」と構えることはなくて、思いついたらそのまま描き始めることが多いので、服もその流れのまま着ています。 気づいたら汚れていることもあるくらいで、それくらい自然に使えるのがいいですね。

日常の中にある小さな発見を拾う

日常の中にある小さな発見や感情を、ちゃんと拾っていくことが大事だと思っています。 自分はそれを作品として表現できるので、それを通して見る人にも何か感じてもらえたら嬉しいですね。

コットン シャンブレー シャツ
コットンツイルコーチジャケット

Photo : Jihoon Kang